賃貸向けインターホン:穴あけ・配線なしで敷金も守れる選び方
Qoorbellチーム著

賃貸向けインターホンでいちばんよいのは、穴あけも配線も建物への手出しもなく設置できるものです。大家さんや管理会社に頼むことがなく、敷金から引かれるものもなく、退去のときに何も残りません。
賃貸に住んでいると、考えるべきことが変わります。持ち家の人は「どのインターホンがいちばんいいか」を考えますが、賃貸の人は「どれなら付けてもいいのか」「契約の終わりにお金がかからないか」を考えます。このガイドでは、賃貸借契約によくある決まり、賃貸に合う5つの選択肢、10分で終わる設定、そして退去日にやることを紹介します。
賃貸には別のタイプのインターホンが必要な理由
多くのテレビドアホンは、ドアの持ち主のために作られています。古いチャイムのボタンを外し、既存のチャイムの配線につなぎ、ドア枠にブラケットをねじで留める前提です。
賃貸では、そのどれもが問題になりえます。多くの契約では、大家さんの書面による承諾なしに穴をあけたり、配線を変えたり、設備を交換したりすることを禁じています。ねじ穴やはがれた塗装、むき出しの配線は、敷金から差し引かれやすい典型的な傷です。
建物の事情もあります。マンションやアパートでは、玄関ドアが共用廊下に面していることが多く、エントランスはオートロックの集合インターホンで管理され、部屋のWi-Fiが玄関まで届かないこともあります。
つまり、賃貸に向いたインターホンには3つの条件があります。跡が残らないこと、建物の配線に頼らないこと、そしてかんたんに持っていけることです。
契約と敷金で一般的に認められていること
契約の内容はそれぞれ違い、国や地域によってルールも変わるので、何かを買う前に自分の契約書を読みましょう。一般的に、確認しておきたいのは次の点です。
- 改造や変更。穴あけ、ねじ止め、鍵やボタン、設備の交換について書かれていますか。書かれているなら、配線が必要なインターホンには書面での許可がいると考えましょう。
- ドアの外側と共用部分。多くの建物では、ドアの外側や枠、廊下に入居者が取り付けられるものを制限しています。
- カメラ。多くの地域で、共用廊下や隣の部屋のドア、道路を映すカメラはプライバシーの問題になり、はっきり禁止している建物もあります。
- 原状回復。ほとんどの契約では、通常の使用による傷みを除いて、入居時の状態に戻して返すことが求められます。
許可が必要なものを付けたい場合は、メールや書面でお願いし、返事を保存しておきましょう。今の短い連絡が、あとで敷金をめぐるもめごとを防ぎます。これは一般的な情報であり、法的な助言ではありません。
賃貸向けインターホンの5つの選択肢
現実的な選択肢を、建物への影響が大きいものから小さいものの順に並べました。持ち家の人も含めた詳しい選び方は、ワイヤレスドアベルの選び方ガイドをご覧ください。
- 穴あけ不要の台座に付けるバッテリー式テレビドアホン。充電式バッテリーで動くカメラ付きドアホンの多くは、両面テープのプレートやドア枠に引っかけるブラケットに取り付けられます。ただし玄関まで届くWi-Fiが必要で、強力な両面テープははがすときに塗装ごとはがれることがあります。
- ドアスコープカメラ。ドアののぞき穴を小さなカメラと室内側の画面に交換します。配線はいりませんが、ドアの部品を交換することになるので、元ののぞき穴は保管しておき、退去時に戻しましょう。
- ワイヤレスチャイム。貼り付けるボタンとコンセントに挿すチャイムのセットは安く、穴も残りません。映像はなく、家にいて電波が届く範囲にいるときしか聞こえません。
- 建物のインターホンを新しくしてもらう。集合インターホンが古い、または壊れているなら、直すのは大家さんか管理会社の役目です。相談する価値はありますが、自分では決められません。
- QRインターホン。玄関に印刷したQRコードを貼り、来客が自分のスマホのカメラで読み取ります。ウェブページが開き、来客はアプリもアカウントも不要で、ビデオ通話で呼び出したりチャットでメッセージを送ったりできます。あなたはどこにいてもスマホで応答できます。配線も穴あけも、コンセントも必要ありません。
最初の3つは、どれも玄関に機器が必要です。建物に何も求めないのは最後の方法だけで、Qoorbellはこの仕組みで作られています。
賃貸の部屋でQRインターホンが動く仕組み
Qoorbellでは、インターホンはソフトウェアです。アプリでドアベルを作成し、そのQRコードを家庭用プリンターで印刷して(白黒でもかまいません)、玄関の横にテープで貼るだけです。
誰かが読み取ると、すぐに通知が届き、スマホがオンラインであればライブのビデオで来客を見ながら話せます。会議中なら来客はチャットでメッセージを残せて、呼び出しは履歴に残るので、あとから返事ができます。
賃貸の人にとって特に大切なのは次の3点です。
- 大家さんへのお願いが不要。建物に穴をあけたり、配線したり、ねじで留めたりしないので、穴も元に戻す設備もありません。
- 玄関にWi-Fiも電源も不要。来客は自分のスマホと通信を使うので、部屋のWi-Fiが玄関まで届かないときにも役立ちます。詳しくはWi-Fiも配線もなしで使えるテレビドアホンの仕組みで説明しています。
- 電話番号は知られない。来客に見えるのはドアベルの名前だけで、電話番号やメールアドレスは表示されません。知らない人が多く住む建物で暮らすときに安心です。
誰にも頼まず10分で設定する
- Qoorbellのアプリかウェブサイトで無料アカウントを作り、自宅用のドアベルを追加します。
- 来客が部屋を間違えないよう、部屋番号など分かりやすい名前を付けます。
- 一歩離れたところからでも読み取れる大きさでQRコードを印刷します。
- 雨や日差しで傷まないよう、透明なテープかステッカー用のケースで、目の高さのドアの横に貼ります。
- ルームメイトやパートナーをドアベルに追加して、手が空いている人に呼び出しが届くようにします。
- 友だちに一度読み取ってもらい、自分のスマホに通話が届くか確認します。
シェアハウスやルームシェアなら、全員をドアベルに追加する手順を忘れがちです。これをしておけば、あなたが外出中でも配達員は誰かにつながります。家にいたのに不在票が入っていたというトラブルの対策にもなります。
退去するとき:インターホンも一緒に引っ越し
インターホンでお金がかかりやすいのは、契約の終わりです。鍵を返す前に、次のことをしておきましょう。
- 両面テープの台座はゆっくりはがし、塗装を傷めないクリーナーで跡をきれいにします。
- 元ののぞき穴やボタンなど、交換した部品はすべて元に戻します。
- 敷金について聞かれたときのために、最終日にドアと枠の写真を何枚か撮っておきます。
- QRコードをはがします。新居では新しく印刷して新しいドアに貼るだけです。ドアベルの履歴と設定はアカウントに残ります。
知っておきたいこと
QRインターホンですべてが解決するわけではありません。家の前を24時間録画するものではないので、玄関の映像をずっと残したいならカメラが適しています。その場合は、大家さんの許可と建物のルールを確認しておく必要があります。
また、来客がスマホを持っていてコードを読み取ること、そしてビデオ通話に応答するにはあなたのスマホがオンラインであることが必要です。オートロックのエントランスを通らないと玄関まで来られない建物では、門やロビー、自分の部屋のドアなど、来客が実際にたどり着ける場所でこそQRが役立ちます。印刷したコードははがされることもありますが、その場合はアカウントから無料でいつでも印刷し直せます。
よくある質問
賃貸でテレビドアホンを付けるには大家さんの許可が必要ですか?
契約と機器によります。穴あけや配線が必要なもの、設備を交換するものは、たいてい書面での承諾が必要です。玄関の横にテープで貼った印刷のQRコードなら、部屋の中は何も変わりません。
マンションの共用廊下にテレビドアホンを付けてもいいですか?
まず建物のルールを確認しましょう。共用廊下や隣の部屋のドアを映すカメラは制限されていることが多いです。QRインターホンは玄関にカメラがなく、映像が流れるのは来客が始めた通話の間だけです。
QRインターホンは無料ですか?
無料で始められ、ドアベルは必要なだけ作れて、ビデオ通話とチャットも使えます。有料プランでは、広告なし、より長いビデオ通話、来訪の録画、玄関にいる人からだけの呼び出しなどが追加されます。
引っ越したらドアベルはどうなりますか?
新しいQRコードを印刷して、新居のドアに貼るだけです。取り外すものは何もなく、履歴はアカウントに残ります。
契約を守れるインターホンを
賃貸に住む人にとっていちばんのインターホンは、大家さんに説明する必要がなく、退去のときにお金もかからないものです。契約書を読み、穴あけや配線が必要なものは避け、一緒に引っ越せるものを選びましょう。今日から試したいなら、賃貸の部屋に無料のQRインターホンを作りましょう。
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